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冷え性を漢方で改善したい!処方してもらう方法と冷え性に効果のある漢方薬まとめ

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冷え性を漢方で改善したい!処方してもらう方法と冷え性に効果のある漢方薬まとめ

冷え性を改善したいと思い病院へ行っても、西洋医学では「冷え性」を治す薬はありません。冷えと一緒に頭痛や便秘などの症状があれば頭痛薬や便秘薬が処方されたり、自律神経失調症と診断されて安定剤が処方されることもあります。

しかし、これらの薬では頭痛などの症状は抑えることができても、原因となる「冷え」そのものを治すことはできません。

それに対して、漢方外来などの東洋医学は、冷えの原因は体のどこかのバランスがおかしいからと考えます。冷え性の治療方法は、体質や症状から合う漢方薬を調合し、全身のバランスを整えてゆくことで冷え性も改善していくという方法になります。

西洋薬のような即効性はありませんが、冷え性を根本から改善していくというのが漢方薬です。

この記事では漢方で冷え性を改善したいけど、どこで漢方が買えるの?どうやって漢方を選ぶの?どんな漢方が冷え性に効くの?という「漢方と冷え性に関する情報」をまとめています。

漢方はどこで買える?どうやって処方してもらう?

漢方薬は医薬品のため、医療機関か薬局で処方してもらって購入できます。

ドラッグストアなどで市販されている漢方薬もありますが、こちらは一般的な症状に効く漢方処方を組み合わせて製品化したものです。医療機関や薬局(漢方薬局含む)で調整される漢方薬は、患者の体質・症状にあわせて何種類かの生薬を組み合わせて処方します。

漢方の専門医や専門薬剤師という資格はありませんが、住んでいる近所で漢方を処方してくれる病院・薬局を探すのであれば次のような情報サイトを利用して、電話で問い合わせてみましょう。

漢方はいくらくらい?保険適用される?

医療機関で処方された漢方薬は保険が適用されますが、種類が少なく限られています。薬局や漢方薬局などで処方された漢方薬は適用されません。

漢方薬の費用は1日あたり300円程度で、1ヶ月にすると1万円程度となります。漢方薬局などで処方されると、かなり高額なものもありますので説明をよく受けて納得した上で購入するようにしましょう。

漢方はどれくらいで効果があらわれる?

漢方は2週間から1ヶ月程度で体に変化があらわれることが多いですが、効果があらわれているのかどうかの判断は素人には難しいです。また、そのまま飲み続けると逆に体調が悪くなってしまうことがあります。

分量を指定された飲み方できっちり飲みきって、その都度漢方を処方してもらった医療機関・薬局で相談をし、継続、処方を変更、中止などの判断をしてもらいましょう。

漢方外来・漢方薬局での診察方法は?

漢方外来や漢方専門医、漢方薬局では、病気を症状や分野別に診ることはしません。内科、循環器科、産婦人科といった分類もなく、漢方科として診察をします。

漢方では最初にどんな体質なのか(「証(しょう)」)を判断します。証を判断するための漢方のものさしが「虚・実(きょ・じつ)」「気・血・水(き・けつ・すい)」です。

「虚・実」は体力や抵抗力を示すものさし、「気・血・水」は病気の原因を調べるためのものさしです。

虚・実(きょ・じつ)とは

体力・抵抗力が充実している状態を「実証(じっしょう)」、体力・抵抗力があまりない状態を「虚証(きょしょう)」、その中間を「中間証(ちゅうかんしょう)」と呼びます。

  • 実証の特徴…体力がある、体型がしっかり(筋肉質・ガッチリ)、顔色が良い、肌につやがある、胃腸は強い、便秘ぎみ、暑がり
  • 虚証の特徴…体力がない、弱々しい、痩せている、顔色が悪い、肌荒れしやすい、胃腸が弱い、下痢しがち、寒がり

気・血・水(き・けつ・すい)とは

気・血・水とは病気の原因を考えるためのものさしで、「気」は生命活動を維持するためのエネルギーで、「血」は血液とその働き、「水」は血液以外の体液をあらわしています。この気血水3つがバランス良く体をめぐっていれば健康という考え方です。

気血水のイメージ

それぞれのバランスが悪くなったことにより起きる状態には次のようなものがあります。

  • 気虚(ききょ)…エネルギーの量が不足して、いわゆる「気力がない」状態
  • 気滞(きたい)…エネルギーがどこかに滞って、イライラしたり落ち込んだりする状態
  • 気逆(きぎゃく)…気が下から上に逆流して、冷えや冷えのぼせがおきやすい
  • 血虚(けっきょ)…血液が足りなくなり、貧血になりやすい
  • 瘀血(おけつ)…血液の流れが悪くなり、肩こりや頭痛、生理痛などになりやすい
  • 水毒(すいどく)…水の流れが悪くなり、冷えやむくみになりやすい

証を見極めるための診断方法

証を見極めるため、四診(ししん)と呼ばれる診断を行います。四診とは、つぎの4つの方法です。

  • 望診(ぼうしん)…目で見て診察。顔色、姿勢、体型、皮膚の色艶や精神状態などを判断します。
  • 聞診(ぶんしん)…音とにおいを聞くことで診察。声の強さ、トーン、話し方、呼吸音、お腹の音、口臭体臭などを判断します。
  • 問診(もんしん)…話を聞いて診察。ライフスタイル、症状や経過、過去の病気、月経周期、排泄状態、人間関係や仕事などのストレスがあるか、などを聞いて判断します。
  • 切診(せっしん)…手でさわって診察。手、足、お腹を触ったり、皮膚の硬さや乾燥、筋肉のハリ、脈の状態などで判断します。

実際に漢方外来で診察される際は、問診内容が重要となります。あらかじめ次のような内容をリストアップしておき、問診の際に伝えると診察がスムーズにいきます。

  • 冷えを感じる場所
  • 冷えの他にある症状(しびれ、ほてり、むくみなど)
  • 汗をかく/かかない
  • 食べ物
  • 便の状態
  • 過去の病気
  • 飲んでいる薬やサプリ、健康食品
  • 自分の体質(太りやすい、すぐ風邪をひく、など)

冷え性に処方される漢方薬の種類と飲み方

漢方薬の種類(形状)や飲み方

 

漢方薬には「湯剤(とうざい)」「散剤(さんざい)」「丸剤(がんざい)」「エキス剤」の4種類があります。処方された漢方がどの種類なのかは、名称(~湯とあれば湯剤、~丸なら丸剤)で判断できます。

  • 湯剤(とうざい)…煎じ薬のことで、生薬を鍋で煎じ、ガーゼなどで濾して飲みます。煎じるときの香りにも効果があります。残ったら冷蔵庫で保存して1日以内に飲み切ります。
  • 散剤(さんざい)…生薬を粉にした薬のことで、水や白湯で飲みます。
  • 丸剤(がんざい)…散財を丸く固めて作った薬のことで、錠剤と同じように水や白湯で飲みます。
  • エキス剤…湯剤のエキスを抽出した薬のことで、一般的なのは顆粒タイプです。白湯に溶いて飲みますが、飲みにくい場合はオブラートなどを使ってもOK。

冷え性でよく処方される漢方薬の名称

冷え性でよく処方される漢方薬を、気血水タイプ別にまとめてみました。

冷えのタイプが「気」

冷え以外の症状 よく処方される漢方薬
食欲がない、胃腸障害、頭痛、顔色が悪い 桂枝人参湯(けいしにんじんとう)
筋肉や関節の痛み、すぐ風邪をひく 桂枝加朮附湯(けいしかじゅつぶとう)
手足やお腹の冷え、おなかの満腹感 大建中湯(だいけんちゅうとう)

冷えのタイプが「血」

冷え以外の症状 よく処方される漢方薬
便秘、ガスがたまる、のぼせ、興奮 桃核承気湯(とうかくじょうきとう)
おなかが張る、生理痛、冷えのぼせ 桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)
めまい、むっくみ、貧血、肩こり、腰痛 当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
しもやけ、末端の強い冷え、血行不良、腹痛 当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうぎょうとう)

冷えのタイプが「水」

冷え以外の症状 よく処方される漢方薬
下半身の強い冷え、頻尿 苓姜朮甘湯(りょうきょうじゅつかんとう)
膨満感、おなかがポチャポチャ、片頭痛 呉茱萸湯(ごしゅゆとう)
手足の冷え、疲労感、動機、めまい 真武湯(しんぶとう)

まとめ

このように、様々な診察から、どこに問題があるのか見極め、効果的な漢方薬を処方されます。有効成分を合成して即効性を重視している西洋薬とは違い、自然界にある動植物から作られた生薬(しょうやく)を組み合わせたものが漢方薬です。

時間をかけて自然治癒力を高めて、根本から改善していくのが目的となりますので改善には半年以上かかることもあります。服用中には体質が変化することがありますが、飲むのが辞めたほうが良いのか、好転反応なのかという判断は素人には難しく、自己判断は危険です。

服用中にからだの状態がかわったように思ったら、処方してもらった漢方外来や薬剤師などに相談をしましょう。

冷え性改善のためのオススメアイテムご紹介!

 冷え性改善のためにおすすめできるアイテムを紹介しています。実際に使ってみた冷え性関連商品のうち、

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ものを紹介しています。ぜひあなたも試してみてくださいね!

ヴェーダヴィ ジンジャーペースト

食生活に生姜を取り入れると良いとわかってはいても、生のチューブは結局使い切れないし、生姜かたまり1個なんてもってのほか。

体を芯から温めるには、生ショウガの成分(ジンゲロール)ではなく、ジンゲロールを加熱してできる成分の「ショウガオール」が良いと言われています。つまり、飲み物におろしショウガ(生)を入れるより、一度加熱したショウガシロップやショウガペーストを入れたほうが温め効果は高いということ。

家庭でショウガを温めてペーストやシロップにするのは大変ですが、市販品なら簡単。

類似品は沢山ありますが、はじめてジンジャーペーストを買うならヴェーダヴィがおすすめ。ヴェーダヴィはデパート・百貨店にも専門ショップを出店していて、実店舗でも通販でも人気が高く、味も美味しい(辛味・甘みのバランスがよい)です。毎日使っても1本で1ヶ月~2ヶ月使えるからコスパもバツグンに良いですよ。

アユーラ メディテーションバスα

冷え性にはしっかりあたたまる入浴習慣が大切。冷え性に良いといわれている薬草や炭酸などの入浴剤も良いけど、女子としてはくさかったりダサかったりとテンションがあがりません(笑)

アユーラの入浴剤は「瞑想浴」という深い呼吸を意識した入浴方法がおすすめされています。心もあたたまるような良い香りに包まれてリラックスできる入浴剤です。

アユーラ店頭でも販売されていますが、容量2倍でオトクな通販専用サイズがコスパもよくおすすめです。

健康館 やわらか湯たんぽ

冷え性でお悩みの方へ健康館のやわらか湯たんぽ

冷え性さんに必須アイテムの「湯たんぽ」。

普通の湯たんぽは、プラスチックで固い(布団をあたためるにはいいけど体をあっためるのにはゴツゴツしすぎ)、耐熱温度が80度前後だから沸かしたお湯を一度冷まさないといけない、注ぎ口が小さくてやかんから直接入れるとこぼれることがある、表面が熱い(厚手の布袋などが必要)というのが「なんだかな~」と思ってた人にぜひつかってほしいのが「やわらか湯たんぽ」。

やわらか湯たんぽは、ウェットスーツ素材だから熱湯OK、熱湯注いでも表面が熱くならない、注ぎやすい漏斗(じょうご)が付いてる、コンパクトサイズだからカイロがわりにオフィスや自宅のソファで使ったりできる、と普通の湯たんぽのデメリットを全部クリアしています。

コロンと丸いフォルムも癒やされますし、まだ使ったことない人はぜひ湯たんぽデビューしてくださいね!

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